







【山形県/森谷果樹園】白鳳、美郷、あかつき……。フルーツの森から桃の便りを届けます
北限の桃源郷に煌めく
特別栽培の芳醇な桃
市の中心部には天から童子が舞い降りたとされる舞鶴山、東に蔵王連峰、西に霊峰月山を仰ぐ美しい自然環境のもと、「将棋駒といで湯とフルーツの里」として知られる、魅力あふれる山形県天童市。
果実の女王と称賛される西洋梨の最高峰「ラ・フランス」は生産量日本一を誇り、山形県を代表する初夏の味覚のさくらんぼ、桃やぶどう、りんごなど、豊富な果物が四季折々収穫される果物王国だ。
フルーツの森 森谷果樹園の森谷光夫さんは、平成10年から化学肥料を使わず、農薬を最小限に抑えて、桃やさくらんぼ、ラ・フランス、りんごを特別栽培で育てている。園地の西には月山や朝日連峰、東には水晶山がそびえ、奥羽山脈系の白水川と乱川からは滋養たっぷりのミネラル天然水が標高140メートルの扇状地に注ぐ。
自然科学と木の持つ特性を生かし、天然微生物資材で栽培している健康な桃は酸化や劣化がしにくく、アントシアニンやペクチンなどの栄養成分が豊富。歯に繊維も残りにくく、皮ごと食べられる。
チャチャ、マンボ、ジルバなど、ダンスが得意な森谷さんは妻となる優子さんとダンスパーティーで親交を深め、就農前の26歳で結婚。「色白で、綺麗でしたよ」と森谷さん。農業の苦楽をともにしている
森谷果樹園の桃の特徴 ◉ 安心して皮のまま食べられる栽培
◉ 剪定せずに自然に任せた栽培
◉ 白桃から黄金糖まで様々な種類の桃をリレー栽培
桃の種類:日川白鳳、美郷、あかつき、まどか、陽夏妃、滝の沢ゴールド、清水白桃、紅黄金桃、黄金桃、スイート光黄、完熟黄桃、川中島、紅錦香、美晴白桃、さくら、幸茜、10月のCX、光月、など
天童の夏空に描く日本農業のルネサンス
フルーツの森 森谷果樹園 森谷光夫さん

20品種もの桃をリレー栽培
暑い夏は生命活動が活発で、自然界が躍動感にあふれています。夏に収穫する桃は食物繊維が豊富で、さまざまな優れた機能性を持っています。
特別栽培の認証を受けている桃の圃場は2反、共同経営も含め、自然農法の桃の圃場は全部で8反、2400坪です。季節や昼夜の寒暖の差、揺らいで吹く偏西風、川のイオン、山のミネラルなど、ここ天童の気候や地形は果物に合うと思います。肥沃ではないけれど、水はけがいい扇状地は清浄で、果樹に対して非常によい巡りがあるのです。
7月末から8月初め、最初に収穫するのは夢水晶という私のオリジナルの桃です。小玉ですが、東京の有名なパティシエにデザートとして使っていただいています。それから、日川白鳳、美郷、あかつき、まどか、陽夏妃、滝の沢ゴールド、清水白桃、紅黄金桃、黄金桃、スイート光黄、完熟黄桃、川中島、紅錦香、美晴白桃、さくら、幸茜、10月のCX、光月と20品種ほど、自分が食べたいもの、あなたに食べて欲しいものを作っています。作ってダメなら淘汰し、次のものを植えます。
普通は種類や系統を2、3に絞るんです。でも、1品種、1週間から10日なので、2か月ほど供給するため、楽しみながら少しずつリレー形式で品種を繋げ、農縁という食の縁を大事にしています。
1年1作、果芸を磨く
総合的な視点から、日本の農業の再興、ルネサンスを目指したい。もう一度生まれ、再生する心で向かっていけば、この業界もそう心配することはないのではないかと考えています。就農して30何年、自然栽培への想いは40年以上前からで、目に見えないレールがあった気がします。この20年ほどで栽培体系が整い、どうすればおいしく食べていただけるかに苦心したことで、いまの自分があります。さまざまな方々から教えていただき、縁あって繋げてきたものの関係性を大事にしながら、もらったものをお返していきたいと思います。
皆さまと家族の健康を思って作っていくのは最高の生産者冥利に尽きるのではないでしょうか。農業という世界を多様な観点から掘り下げていって、後は楽しく笑って過ごせればいいですね。何百個とあるなかから、この1個の実になるまで何回も手をかけています。1年1作、果実ひとつずつが芸術だという想いで、食べた方が幸せになれるよう、「果芸」を磨いていきたいと励んでいます。
| 農薬 | 低農薬 |
| 肥料 | 無化学肥料 |
| 認証 | MOA自然農法(特別栽培)認定、特別栽培認証 |
| 販売 | 8月〜10月 |
| 消費目安 | 到着後約5日(常温保存) |
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